「友人葬」とは、主に創価学会にて執り行われている葬儀の形式を指す言葉です。
1991年頃から創価学会にて始まった友人葬には、「僧侶を呼ばず、南無妙法蓮華経の題目を唱える」といった、一般葬と大きく違う特徴が複数あります。
しかし、とりわけ「僧侶を呼ぶ一般的な葬儀しか経験したことがない」という方にとっては、友人葬は知識が少なく、参列するにあたって不安になるのではないでしょうか。
以下にて、友人葬の作法や流れについてご説明いたします。
①開会の辞〜読経・唱題
友人葬は、司会の「開会の辞」によって幕を開けます。その後読経に移りますが、友人葬でいう「読経」とは、法華経の方便品と寿量品の自我偈(2回)を読誦することを指しています。また「唱題」という南無妙法蓮華経の題目を唱えることになります。
②焼香
次に焼香に移ります。焼香の順は「導師・副導師→親族→参列者」となっています。焼香の作法が不安という方は、故人のご親族の作法をよく見ておくことが大切です。
③御祈念分・題目三唱
焼香が終わると、唱題終了の合図である鈴が鳴らされ、導師が追善供養の祈念をします。その後、鈴の合図に合わせて参列者全員で題目を三唱します。
④弔慰文、弔電紹介〜閉式の辞
次に、弔慰文、弔電の紹介に移ります。その後「導師挨拶」「喪主またはご遺族からの謝辞」と続き、再び参列者全員で題目三唱を行います。
そして最後に司会による閉会の辞によって、葬儀は終了となります。
以上が友人葬の流れとなります。
多くの場合、以上の流れの後に故人のお別れと出棺があります。葬儀を通して故人との最後の別れをゆったりと惜しみつつ、穏やかな時間をお過ごしいただきたいと思います。
青雲セレモニーは、一般葬や家族葬をはじめとして、故人様やご遺族様のご要望に沿った葬儀を執り行っております。
東京都国分寺市、国立市、小金井市、立川市にお住まいの方を中心として、幅広いお客様のお声にお応えいたしております。
友人葬をご希望の方は、弊社までお気軽にご相談ください。
青雲セレモニー(東京都国分寺市、国立市/小金井市、立川市)|友人葬の作法とは